私でもわかる 学問
このページでは私が学んだことをなるべく丁寧にまとめました。また勉強会をして参加者が引った分かりにくいところは、なるべく一人で読んでも理解が深まるように書いています。少しでも誰かの役に立てれば幸いです。
私でも分かる!熱力学
大幅に構成を変えて、熱力学第一法則、第二法則、第零法則を中心にした
内容
熱力学は捉えにくく、学生の頃学んだ時に熱力学は理解が難しいと感じていました。その後、熱力学を再度学び始めて、いくつか教科書を読むことで熱力学が少しわかるようになったと思っています。そのわかった内容を、自分が学生の頃と同じように熱力学がわかりにくい人たちの役に立てるように、なるべく仮定と現象がわかるようにまとめています。自分で勉強しているのであれば、他の教科書も読んでみることをおすすめします。たとえば参考文献で示している教科書も読んでみてください。
理想気体がどのように熱力学の展開に影響しているか、学生の頃に非常にわかりにくかったので、理想気体を使わずに展開をしています。また、概念的な説明になりがちな、不可逆サイクルであるカルノーサイクルの効率や過程、特に準静的過程について、なるべく具体的な想像がしやすいように丁寧に解説しました。熱力学のイメージを捉えやすいように、どの仮定の上でどの結果が成り立つのかをなるべく書いています。
LaTeXでpdfで読みやすいように構成しています。
今後の予定
履歴
細かな修正
可逆過程の熱と不可逆過程の熱を追加
付録に仕事が状態量ではないのは何故かを追加
2016年度の勉強会の結果を反映
htmlへ変換するための調整
仕事と内部エネルギーの説明を追加
2015年度の勉強会の結果を反映
表記をSI(国際単位系)の推奨するものになるべく変更
2014年度の勉強会の結果を反映
latexの文章クラスをjbookに変更
状態量を一部前に
細かい修正
タイトルを「私でも分かる!熱力学」に変更
2013年度の勉強会の結果を反映(問題を追加)
一般的な可逆サイクルと閉じた系を別に
絶対温度と摂氏温度を分けた
閉じた系の過程の説明を追加
2012年度の勉強会の結果を反映
間違いや細かい修正
構成の変更
エントロピーの説明の追加
間違いや細かい修正
初版
数値流体力学
間違いや細かい修正、2013年度の勉強会の結果を反映
内容
数値計算の専門書は多いが、初学者に分かりやすいように基本の式からまとめているものが見つからなかったため、基本の式からまとめてみました。まだ作成途中で基礎方程式のみです。
履歴
初版
その他諸々
熱力学第二法則とエントロピー
エントロピーの意味をつかみやすいように、熱力学第二法則から説明した。
「私でも分かる!熱力学」にも追加予定。
熱伝導率と熱拡散率(温度伝導率)の違い
厳密な説明に変更。指摘をもらい、間違いのみ修正(2023.09.25)。
粘性係数と動粘性係数と同じように分かりにくい、熱伝導率と熱拡散率の違いの説明。
仕事が状態量ではないのは何故か
仕事が何故状態量にならないのか、数学的なことも含めた説明。
「私でも分かる!熱力学」の付録にも追加。
系がする仕事と取り出せる仕事
閉じた系から仕事を取り出す際の周囲の影響について。
「私でも分かる!熱力学」の付録にも追加。
対数グラフ
内容を整理
対数グラフの基本的なことの説明
粘性係数(粘度)と動粘性係数(動粘度)の違い
身近な人が見ていてくれたので単位について追加
検索してくれる人が多いので更新
誤記を修正
初版
圧力
圧力について色々。
全微分と偏微分
多変数関数で混乱しやすい全微分と偏微分の考え方。
乾湿球温湿度計での湿度の求め方
湿り空気線図について調べたときの内容をまとめた。
冷凍機・ヒートポンプ
冷凍機・ヒートポンプについて詳しい説明。
冷凍機・ヒートポンプと熱機関
冷凍機・ヒートポンプと熱機関の伝熱部分の簡単な説明。
気液二相状態での平均密度の求め方
気体と液体が混ざった状態での全体の平均密度を求める際の考え方。