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- 熱、単位はJ(ジュール)。1.2.2節
参照。
- 内部エネルギー、単位はJ(ジュール)。1.2.3節
参照。
- 熱・内部エネルギー・仕事・運動エネルギー・位置エネルギー。すべて単位はJ(ジュール)。参考までに他の単位は運動量[kg m/s]・温度[℃]・圧力[Pa]・速度[m/s]である。
- まず6畳の部屋の体積を求める。
m
m
m
m
空気の密度は1.176 kg/m
とあるので、部屋の空気の質量を求める。
m
kg/m
kg
kg
式(1.3)
より内部エネルギーの変化が求まる。
内部エネルギーの変化量と同じエネルギーを熱として奪う(式(1.6)
)ので、熱の大きさは- 149.2 kJである。
- 鍋の中の水の質量を求める。
式(1.3)
より内部エネルギーの変化が求まる。
内部エネルギーの変化量と同じエネルギーを加熱する(式(1.6)
)ので、熱の大きさは629.1 kJである。
- 問4から6畳の部屋の体積は25.272 m
、部屋の空気の質量は29.72kgである。また、問5から鍋の中の水の質量は1.97kgである。等しくなった際の温度を
とすると、お湯の内部エネルギーの変化
と部屋の空気の内部エネルギーの変化
は式(1.3)
より次式で表される。
内部エネルギーの変化は等しい(式(1.6)
)ので次式が成り立つ。
上式に
、
の値を代入すると次の関係が成り立つ。
また、内部エネルギーの変化と伝わった熱の大きさは等しい(式(1.6)
)ので次式が成り立つ。
から伝わった熱
を求める。
2
のお湯で6畳の部屋を46.68℃まで温めることができ、伝わる熱の大きさは419.31 kJである。
- お湯の質量を求める。
等しくなった際の温度を
とすると、お湯の内部エネルギーの変化
とレトルトカレーの内部エネルギーの変化
は式(1.3)
より次式で表される。
内部エネルギーの変化は等しい(式(1.6
))ので次式が成り立つ。
上式に
、
の値を代入すると次の関係が成り立つ。
また、内部エネルギーの変化と伝わった熱の大きさは等しい(式(1.6)
)ので次式が成り立つ。
から伝わった熱
を求める。
2
のお湯でレトルトカレーを92.63 ℃まで温めることができ、伝わる熱の大きさは57.96 kJである。
- 快適と考える温度を18℃として解答をする。また、18℃となる鍋の中のお湯の質量を
とおく。問6と同様に問4から6畳の部屋の体積は25.272 m
、部屋の空気の質量は29.72kgである。部屋の空気の内部エネルギーの変化
とお湯の内部エネルギーの変化
は式(1.3)
より次式で表される。
内部エネルギーの変化は等しい(式(1.6)
)ので次式が成り立つ。
上式に
、
の値を代入すると次の関係が成り立つ。
問5よりお湯の密度は984.79 kg/m
であるので体積は以下のように求まる。
0.86
の100℃のお湯で6畳の部屋を5℃から18℃に暖めることができる。
このように空気は水よりも比熱が小さく、空気を加熱して温度を上げるのには、水の温度を上げるよりもはるかに小さなエネルギーでよいことがわかる。
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