)で表される。二つの熱源の差が大きいほど効率は良くなるため、5℃と1000℃の組み合わせが最も効率が高くなる。式(1.34)中
効率は0.781である。
)で表される。
1000℃と900℃の組合せでの効率
100℃と0℃の組合せでの効率
このように同じ温度差で可逆熱機関を動作させた場合でも、熱源の温度によって効率は大きく異なる。 900℃の低温熱源で効率0.268を得るには1130.14℃の高温熱源が必要である。
)で表される。
何もない宇宙空間との組合せでの効率
太陽との組合せでの効率
このように宇宙空間と地球表面での方が効率が高いが、伝わる熱量は太陽からの方が圧倒的に高いため、動作させれば得られる仕事は太陽との方が大きくなる。
ここに式(1.32)
可逆ヒートポンプの効率は熱源の温度により上式のように表される。