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2.4.2 問題

1. ある温度のわからない物体と三相状態にある水（三重点273.16 K）との間で可逆熱機関を動作せた。可逆熱機関は、物体から100 Jの熱を受け取り、水へ70 Jの熱を渡した。ある物質の温度を求めよ。
2. 基準温度の物質として三相状態にあるネオン（三重点24.5561 K）と三相状態にある水（三重点273.16 K）と二つの任意の温度の熱源間で動作できる可逆の熱機関があり、熱源と物体は熱が伝わっても温度が変わらず、伝わった熱量は正確に測定できるとする（図2.4）。この中で二つを使って物体の温度を測る方法を述べよ。

   図 2.4: 温度の測定

   
3. 前問で答えた方法で100 ℃の物体を測った際の伝わる熱量の比を高温側を分母として求めよ。

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