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断熱過程では周囲と熱のやりとりをしない。熱力学第一法則の式(1.5)
から
である。断熱過程では
であるので、
となり、過程の前後の内部エネルギーの差が得られる仕事となる。内部エネルギーは状態によって決まる状態量であるので、過程の前後の状態が分かれば、得られる仕事の大きさが分かる。
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