経路1 体積1.0
10
m
まで圧力1.0
10
Paで等圧変化(仕事は
)、その後、圧力3.0
10
Paまで等積変化(仕事は体積変化がないので 0 J)で合計の仕事は2.0
Jである。
経路2 圧力3.0
10
Paまで等積変化(仕事は体積変化がないので 0 J)、その後、体積1.0
10
m
まで等圧変化(仕事は
)で合計の仕事は6.0
Jである。
経路3 圧力2.0
10
Paまで等積変化(仕事は体積変化がないので 0 J)、その後、体積1.0 m
まで等圧変化(仕事は
)、さらに、圧力3.0
10
Paまで等積変化(仕事は体積変化がないので 0 J)で合計の仕事は4.0
Jである。
経路4 体積2.5
10
m
まで圧力1.0
10
Paで等圧変化(仕事は
)、その後、圧力3.0
10
Paまで等積変化(仕事は体積変化がないので 0 J)、さらに、体積1.0
10
m
まで圧力3.0
10
Paで等圧変化(仕事は
)で合計の仕事は5.0
Jである。
このように状態1(圧力 1.0
10
Pa、体積 3.0
10
m
)から状態2(圧力 3.0
10
Pa、体積 1.0
10
m
)への変化において経路が異なれば仕事が異なる。状態量は状態によってのみ決まる量であるので、仕事が状態量であればどの経路でも終わりの状態で同じ値となり、同じ一つの面上に含まれる線で変化しなくてはならない。