Next: 2.4.2.3 非圧縮性流体(密度 [kg/m ]は一定)
Up: 2.4.2 対流によるエネルギーの出入
Previous: 2.4.2.1 運動エネルギー
対流によるそれぞれの面での運動エネルギーの出入について、式(2.92)の質量流量
[kg/s]へ式(2.13)-(2.18)を代入すると次のようになる。その際、展開後に微分の四乗となる項
は十分に小さいため無視する。
-
軸に垂直
面左
-
|
(2.94) |
-
軸に垂直
面右
-
-
軸に垂直
面下
-
|
(2.96) |
-
軸に垂直
面上
-
-
軸に垂直
面後
-
|
(2.98) |
-
軸に垂直
面前
-
軸に垂直な面それぞれ足し合わせる。その和が“対流による運動エネルギーの出入"になる。
-
軸に垂直面
- 式(2.95)
式(2.96)
-
軸に垂直面
- 式(2.97)
式(2.98)
-
軸に垂直面
- 式(2.99)
式(2.100)
xyz軸での出入の総和式(2.101)
式(2.102)
式(2.103)をとると、コントロールボリューム全体での対流による運動エネルギーの出入が次式で求められる。ここで、コントロールボリュームの体積(
)で括られている項の中での各境界面での区別はしない(2.1.7節 p.)。
上式を完全に展開すると以下のようになる。三行目の式から示す。
Next: 2.4.2.3 非圧縮性流体(密度 [kg/m ]は一定)
Up: 2.4.2 対流によるエネルギーの出入
Previous: 2.4.2.1 運動エネルギー
この図を含む文章の著作権は著者にあり、クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 3.0 非移植 ライセンスの下に公開する。