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上式において物性値などの一定値( [kg/m ]、 [m /s]、 [m/s ]、 [J/(kg K)]、 [W/(K m)]、 [m /s])を除くと未知数は [m/s]、 [m/s]、 [m/s]、 [Pa]、 [K]、 [kg/kg]の6つである。式の数が6つであるので、式を解くことで未知数を求めることができる。
すべての保存式において
の形となっている。時間 [s]で微分されている非定常項、速度ベクトル [m/s]との内積をとっている対流項、拡散係数(単位はすべて )と の項で表される拡散項、残りの項が生成項である。それぞれ質量あたりの物理量に対応している。運動量保存式では運動量 が質量あたりであるので となる。エネルギー保存では非圧縮では内部エネルギー のみとなり比熱 が一定であるので質量あたりは となる。成分の質量 の質量あたりは となる。また、質量保存では、質量 の質量あたりであるので であり、二階微分の項はゼロとなり消える。