式(1)を変形をして次式を得る。
式(3)に式(4)を代入し、次式の絶対湿度
1kg/kg (単位:無次元)
[kg/kg]
と飽和空気の水蒸気分圧
1Pa (単位:無次元)
[Pa]
、相対湿度
1% (単位:無次元)
[%]
の関係を得る。
上式を変形することで相対湿度を次式のように表すことができる。
相対湿度の定義にも使われる飽和空気の水蒸気分圧
は温度によって決まる値である。
飽和空気の水蒸気分圧
は同じ温度の水(蒸気)の飽和圧力(飽和蒸気圧)から求めることができる。
飽和蒸気圧
1Pa (単位:無次元)
[Pa]
と絶対温度で表された水の温度
1K (単位:無次元)
[K]
の関係の近似式を表す[1][2]。
飽和空気の水蒸気分圧
は飽和蒸気圧
と補正係数で次式のように表される。
補正係数は温度で異なり、大気圧下の値は次式で表される[1][2]。
式(8)に式(7)、式(9)を代入する。その際、絶対温度
を摂氏温度
で置き換える。温度の関数として飽和空気の水蒸気分圧
1Pa (単位:無次元)
[Pa]
を次式のように求めることが出来る。
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