camelllia.net -私でもわかる!-


このページでは私が学んだことをなるべく丁寧にまとめました。また勉強会をして参加者が引った分かりにくいところは、なるべく一人で読んでも理解が深まるように書いています。少しでも誰かの役に立てれば幸いです。



私でも分かる!熱力学

私でも分かる!熱力学 2023.05.24版 html pdf
大幅に構成を変えて、熱力学第一法則、第二法則、第零法則を中心にした

内容

熱力学は捉えにくく、学生の頃学んだ時に熱力学は理解が難しいと感じていました。その後、熱力学を再度学び始めて、いくつか教科書を読むことで熱力学が少しわかるようになったと思っています。そのわかった内容を、自分が学生の頃と同じように熱力学がわかりにくい人たちの役に立てるように、なるべく仮定と現象がわかるようにまとめています。自分で勉強しているのであれば、他の教科書も読んでみることをおすすめします。たとえば参考文献で示している教科書も読んでみてください。

理想気体がどのように熱力学の展開に影響しているか、学生の頃に非常にわかりにくかったので、理想気体を使わずに展開をしています。また、概念的な説明になりがちな、不可逆サイクルであるカルノーサイクルの効率や過程、特に準静的過程について、なるべく具体的な想像がしやすいように丁寧に解説しました。熱力学のイメージを捉えやすいように、どの仮定の上でどの結果が成り立つのかをなるべく書いています。

LaTeXでpdfで読みやすいように構成しています。

今後の予定

履歴

私でも分かる!熱力学 2019.05.17版 pdf
細かな修正
私でも分かる!熱力学 2017.10.05版 html pdf
可逆過程の熱と不可逆過程の熱を追加
私でも分かる!熱力学 2017.05.10版 html pdf
付録に仕事が状態量ではないのは何故かを追加
私でも分かる!熱力学 2017.01.11版 html pdf
2016年度の勉強会の結果を反映
htmlへ変換するための調整
私でも分かる!熱力学 2016.08.01版 pdf
仕事と内部エネルギーの説明を追加
私でも分かる!熱力学 2015.06.02版 html pdf
2015年度の勉強会の結果を反映
表記をSI(国際単位系)の推奨するものになるべく変更
私でも分かる!熱力学 2014.08.21版 html pdf
2014年度の勉強会の結果を反映
latexの文章クラスをjbookに変更
私でも分かる!熱力学 2014.05.01版 html pdf
状態量を一部前に
細かい修正
私でも分かる!熱力学 2013.07.19版 html pdf
タイトルを「私でも分かる!熱力学」に変更
2013年度の勉強会の結果を反映(問題を追加)
熱力学 2013.03.22版 html pdf
一般的な可逆サイクルと閉じた系を別に
熱力学 2012.12.20版 html pdf
絶対温度と摂氏温度を分けた
閉じた系の過程の説明を追加
熱力学 2012.11.13版 html pdf
2012年度の勉強会の結果を反映
熱力学 2012.06.15版 html pdf
間違いや細かい修正
構成の変更
エントロピーの説明の追加
熱力学 2011.10.04版 pdf
間違いや細かい修正
熱力学 2011.08.29版 pdf
初版


数値流体力学

数値流体力学 2013.08.02版 html pdf
間違いや細かい修正、2013年度の勉強会の結果を反映

内容

数値計算の専門書は多いが、初学者に分かりやすいように基本の式からまとめているものが見つからなかったため、基本の式からまとめてみました。まだ作成途中で基礎方程式のみです。

履歴

数値流体力学 2011.12.02版 html pdf
初版


熱伝導の厳密解


平板、対称条件、等温条件

平板、等温条件、発熱なしの熱伝導の厳密解 2023.05.18版 pdf
平板で境界条件は対称条件と等温条件、発熱なし

平板、対称条件、等温条件、発熱あり

平板、等温条件、発熱ありの熱伝導の厳密解 2024.02.02版 pdf 表計算
表計算ソフトを使った具体的な値の出し方を追加
平板、等温条件、発熱ありの熱伝導の厳密解 2023.05.18版 pdf
平板で境界条件は対称条件と等温条件、発熱あり



熱の関連


熱伝導率と熱拡散率(温度伝導率)の違い

熱伝導率と熱拡散率の違い 2019.05.23版(2023.09.25修正) html pdf
厳密な説明に変更。指摘をもらい、間違いのみ修正(2023.09.25)。
熱伝導率と熱拡散率の違い 2013.11.27版 html pdf
粘性係数と動粘性係数と同じように分かりにくい、熱伝導率と熱拡散率の違いの説明。

熱力学第二法則とエントロピー

熱力学第二法則とエントロピー 2022.04.08版 html pdf
エントロピーの意味をつかみやすいように、熱力学第二法則から説明した。
「私でも分かる!熱力学」にも追加予定。

仕事が状態量ではないのは何故か

仕事が状態量ではないのは何故か 2017.05.10版 html pdf
仕事が何故状態量にならないのか、数学的なことも含めた説明。
「私でも分かる!熱力学」の付録にも追加。

系がする仕事と取り出せる仕事

系がする仕事と取り出せる仕事 2019.06.27版 html pdf
閉じた系から仕事を取り出す際の周囲の影響について。
「私でも分かる!熱力学」の付録にも追加。

乾湿球温湿度計での湿度の求め方

乾湿球温湿度計での湿度の求め方 2023.03.08版 html pdf
湿り空気線図について調べたときの内容をまとめた。

冷凍機・ヒートポンプ

冷凍機・ヒートポンプ 2022.10.14版 html pdf
冷凍機・ヒートポンプについて詳しい説明。

冷凍機・ヒートポンプと熱機関

冷凍機・ヒートポンプと熱機関 2013.02.05版 html pdf
冷凍機・ヒートポンプと熱機関の伝熱部分の簡単な説明。

気液二相状態での平均密度の求め方

気液二相状態での平均密度の求め方 2012.12.05版 html pdf
気体と液体が混ざった状態での全体の平均密度を求める際の考え方。


流体の関連


粘性係数(粘度)と動粘性係数(動粘度)の違い

粘性係数と動粘性係数の違い 2015.11.20版 html pdf
身近な人が見ていてくれたので単位について追加
粘性係数と動粘性係数の違い 2014.08.21版 html pdf
検索してくれる人が多いので更新
粘性係数と動粘性係数の違い 2013.10.17版 html pdf
誤記を修正
粘性係数と動粘性係数の違い 2013.03.26版 html pdf
初版

圧力

圧力 2015.08.24版 html pdf
圧力について色々。


その他諸々


対数グラフ

対数グラフ 2020.03.25版 html pdf
内容を整理
対数グラフ 2016.08.03版 html pdf
対数グラフの基本的なことの説明

全微分と偏微分

全微分と偏微分 2015.07.24版 html pdf
多変数関数で混乱しやすい全微分と偏微分の考え方。

色々

便利なソフトウェア 2024.10.29更新 html

ファイルの種類 2008.04.17更新 html



本の紹介


論語

日本で古くから読まれている論語について、下に示す2冊の本を少しずつ何年かかけて読んでいった。その中で心に残ったところを抜き出した。

読んだ本は下記の2点である。参考文献として挙げておく。

  • 吉田賢抗, 新釈漢文大系1 論語, 明治書院, 1960.
  • 加地 伸行, 論語 増補版, 講談社学術文庫, 2009.

原文・書き下し文・現代語訳がないと何を言っているか分からないと思うので、著作権の問題のなさそうなところから引用した文を載せている。引用した文献は次の2点である。

原文と書き下し文には以下を引用した。

  • 論語 (國譯漢文大成), 編者:朱熹, 訳者:服部宇之吉, 大正十一年, 1922年. Wikisource

現代語訳には以下を引用した。

  • 現代訳論語 下村湖人全集 第五巻, 下村湖人, 池田書店, 1965. 青空文庫

無銭経済宣言 感想

地球規模の環境問題に対して、どのような社会を目指せば良いのかを考えるのに参考になる本を紹介する。
無銭経済宣言、マーク・ボイル、紀伊國屋書店、2017年


書いてる人

椿 耕太郎
西の方の地方大学で機械屋さんをしてます。

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