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対流により各面で時間当たりに出入する量は式(2.97)
と各面の質量流量の式(2.17)-(2.22)
より次のように求まる。途中で相対する面の関係を式(2.11)
を用いて求める。
-
軸に垂直
面左
-
|
(2.97) |
-
軸に垂直
面右
-
-
軸に垂直
面下
-
|
(2.99) |
-
軸に垂直
面上
-
-
軸に垂直
面後
-
|
(2.101) |
-
軸に垂直
面前
-
上六式から、まずそれぞれの軸に沿った出入を求める。
の各軸にそってコントロールボリュームから出て行く方向が負、入る方向が正になるように符号を加え、向かい合う面を足し合わせる2.15(2.1.6節
)。
-
軸に沿った出入
- 式(2.98)
式(2.99)
-
軸に沿った出入
- 式(2.100)
式(2.101)
-
軸に沿った出入
- 式(2.102)
式(2.103)
xyz軸での出入の総和、式(2.104)
式(2.105)
式(2.106)をとる。ここで、全ての項がコントロールボリュームの体積(
)で括られているため各境界面での区別はせず(2.1.7節
)、下付きを外す。コントロールボリューム全体での対流による運動エネルギーの出入は次式で表される
2.16。ここで、コントロールボリュームの体積(
)で括られている項の中での各境界面での区別はしない(2.1.7節
)。
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