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- 質量保存式
- 式(2.38)
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- 運動量保存式
- 式(2.92)
- エネルギー保存式
- 式(2.190)
- 成分の質量保存式
- 式(2.236)
上式において物性値などの一定値(
[kg/m
]、
[m
/s]、
[m/s
]、
[J/(kg
K)]、
[W/(K
m)]、
[m
/s])を除くと未知数は
[m/s]、
[m/s]、
[m/s]、
[Pa]、
[K]、
[kg/kg]の6つである。式の数が6つであるので、式を解くことで未知数を求めることができる。
すべての保存式において
の形となっている。時間
[s]で微分されている非定常項、速度ベクトル
[m/s]との内積をとっている対流項、拡散係数(単位はすべて
)と
の項で表される拡散項と残りの項である。それぞれ質量(と比熱)あたりの物理量に対応している。運動量保存式では運動量
が質量あたりであるので
となる。エネルギー保存では非圧縮では内部エネルギー
のみとなり比熱
と質量あたりは
となる。成分の質量
の質量あたりは
となる。また、質量保存では、質量
の質量あたりであるので
であり、二階微分の項はゼロとなり消える。
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