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2.4.4 時間あたりの仕事
時間あたりの仕事(仕事率)は面に作用する力(応力と面積の積)と速度の内積で表される
2.24。
面に作用する力は図2.5
を参照。コントロールボリュームのそれぞれの面について考える。
-
軸に垂直
面左
-
-
軸に垂直
面右
-
-
軸に垂直
面下
-
-
軸に垂直
面上
-
-
軸に垂直
面後
-
-
軸に垂直
面前
-
上六式から、まずそれぞれの軸に沿った出入を求める。
の各軸にそってコントロールボリュームから外への作用が負、内への作用が正になるように符号を加え、向かい合う面を足し合わせる2.25。
-
軸に沿った作用
-
式(2.171)
式(2.172)
-
軸に沿った作用
-
式(2.173)
式(2.174)
-
軸に沿った作用
-
式(2.175)
式(2.176)
ここで、式(2.65)
で表される面に垂直な応力
、
、
[Pa]を圧力と粘性力の項に分け、次のように表す。
|
(2.179) |
式(2.177)
、式(2.178)
、式(2.179)
の和に上式の
を代入する。ここで、全ての項がコントロールボリュームの体積(
)で括られているため各境界面での区別はせず(2.1.7節
)、下付きを外す。コントロールボリューム全体での時間あたりに作用する仕事は次式で表される。
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